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「悠禾―、他に確認する…って侑どうしたんだ?」
丁度そこへ書類片手に奥の執務室から出て来た飛鳥。
「飛鳥、あの馬鹿がまたやらかしたみたいなのよ…。」
頭を抱えたまま飛鳥に侑から聞いたことを伝える悠禾に侑は苦笑していた。
普段は温厚で社員達からの羨望・人望がある飛鳥でさえ、この時は真っ黒いオーラを湛えながら笑みを浮かべていた。
(あっ、これは飛鳥…かなり怒ってるな―…。)
(さて、あの馬鹿をどうしましょうか…。本当に頭が痛くなるわ…。)
(また面倒事起こしやがって…。)
侑、悠禾、そして飛鳥はそれぞれ別々のことを思っていたそうな。
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