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「そろそろ経営会議だから飛鳥はとりあえずそっちに行ってね?あの馬鹿はあたしが内容とか確認するから。」
「ああ、頼むよ。悠禾にはそういうことばかり押し付ける形になって悪いな…。」
「今更何を言ってるのよ…。“あの時”あたし達を救ってくれたのは飛鳥じゃない。それに比べたらどうってことないわよ!」
飛鳥を経営会議へと送り出し、悠禾と侑は“とある問題児”の元へと向かった。
「なぁ悠禾、なんで俺も一緒なんだ?」
「あたしがシメてもいいけど…、侑の方が…ね?」
にっこりと微笑む悠禾の含みを持たせた言い方で侑はなんとなく察しがついた。
悠禾は俺に彼奴をシメさせる気___だと。
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