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「みぃ~ずぅ~きぃ~?」
「ゆゆゆ、侑…!?」
にっこりと微笑みながら怒る侑に少年はさぁぁぁっと青ざめる。
「鹿野(カノ)さん、紺埜水輝の処遇などはこちらで行います。毎度毎度すみませんね…。」
「いやいや、とんでもない!玻束秘書もお忙しいのにわざわざありがとうございます。」
鹿野は碧岑グループの清掃員を束ねるリーダーでオカン的存在である。
ブルーフロンティア…否、碧岑グループイチの問題児である紺埜水輝を見ていてくれる心が海のように広い、有り難い人なので飛鳥もこの人だけは自社にずっと居て欲しいと思っているほどだ。
「ああ、それとこの間の休みの件ですが飛鳥代表取締役公認ということになりましたので大丈夫ですよ。」
「なんだかいつもすまないねぇ…。」
「いえいえ。飛鳥も鹿野さんには世話になりっぱなしだからな、と言ってましたよ。」
悠禾と鹿野は世間話をする様にほのぼのと会話している。
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