10人が本棚に入れています
本棚に追加
その後ろでは水輝が侑にこってりお説教され、シメられていたのは言うまでもないことである。
「あの子ももう少し落ち着いて行動してくれればいいんだけどねぇ…。」
「毎度毎度本当に水輝の馬鹿がすみません。」
その様子を見ながら頬に手を当てて少し呆れたように溜め息をつく鹿野と、彼女に苦笑しながら頭を下げる悠禾。
「水輝、ほら見ろ。お前のおっちょこちょいのせいで悠禾が鹿野さんに頭下げてんだぞ！」
「いひゃいよ、ゆう！(痛いよ、侑！)」
水輝の両頬をつねりながら悠禾がお前のせいで頭下げてると見せ付ける侑はどこか黒かったとか…。
最初のコメントを投稿しよう！