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「明日から数日間水輝は警備部に配属ね。鹿野さん、そういうことで宜しくお願いします。」
「あいよ!紺埜、頑張って来な!!」
にこりと微笑みながら鹿野に水輝の処遇と対処について頼む悠禾に豪快に笑いながら了承の意を伝える鹿野。
(生きて戻って来れるかな…。)
水輝は明日からの配属先で生きていられるのか不安になっていた。
「ああ、それと侑、水輝。業務終了後、最上階のミーティングルームに集合だから忘れないで頂戴ね?」
「え?今日?」
「あ、そっか。今日“アレ”の日か!」
悠禾が忘れないように、と伝えた内容に水輝はきょとんとし、侑は納得していた。
本当に多種多様な人が働く碧岑グループならではの光景だとか…。
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