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「面白ぇ!まさか俺に勝負を仕掛けてくるとはな!いいだろ!お前が勝ったら野球部に入ってやる!」
「決まりだな!明日、放課後にグラウンドに来い!」
そして、次の日。放課後、球誠と木場、豆山はグラウンドに集合する。他の野球部員達も外から様子を伺っている。
「球誠君ホントにいいんだね?」
豆山が尋ねる。
「あぁ、俺も男だ!野球で勝負を挑まれたら受けるしかないだろ!」
球誠から並々ならぬ意気込みを感じ、豆山は不安そうに木場を見つめる。だが、木場も自信有り気な表情をしている。
「大丈夫だ!任せろ!」
「フン!なぁ陽介が俺の球受けてくれないか!」
「うん!分かった!」
豆山はキャッチャー防具をつけて球誠の元へ行き、サインの確認をする。
グラウンドの外から様子を伺ってる時田達1年生。
「あのピッチャー誰?」
「どうやらシニアで野球やってる2年生らしいぜ!」
「へぇー!」
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