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その、ふよふよと浮遊する物体は
わたしの枕元に音もなく着陸すると
物憂げな表情で
『今、チッチがどうしてるか知りたいって
顔、してるよ。会いに行っておいでよ、コレあげるからさ』
そう言って、わたしの掌にすっぽりと収まるサイズの小さな箱をよこした
わたしがその箱を不安気に見つめていると
『それはね、会いたい人のところへ自由に行ける魔法のドアなんだ、もちろん人だけじゃないから安心して、でも青い2頭身ロボットのとは少し違うから説明するね』
そう言って、この小さなドアの使い方を説明してくれた
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