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ダイニングテーブルで向かい合う新米カップル。
「・・・・・・・」
花瑚はさっきまでの決心は何処へやら、真正面に腕を組んで真顔でいる奏甫と堂々と瞳を合わすことが出来ずに俯いていた。
「あのさ」
ようやく口を開いた奏甫に、花瑚も顔をあげる。
「あんまり煽んないでくんない?」
「…何を?」
何を言いたいのか理解できずに返したら、奏甫に盛大なため息をつかれた。
「…いいや。もう寝よう」
そう言って、奏甫はさっさと寝室へと入って行く。
ベッドを借りたことがあるから、そこが寝室だって知っている。
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