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ん?
・・・なーんだ、じゃない。
慌てて起き上がる。
けれども、一呼吸置いて奏甫の部屋に泊まったのだと思い出した。
ちょうどそこへドアが開く音と共に奏甫の顔が部屋を覗く。
「起きた?」
なんかデジャブ・・・。
「…はい。おはようございます」
「おはよ。なんか食べる?飲む?」
「…あ、えっと、コーヒーを…」
「うん。こっち座りなよ」
リビングを顎で差して、奏甫はキッチンに向かった。
普通だ。
なんて普通なんだ・・・。
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