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エピローグ!?
急いで戻った自分の部屋の時計は6時半を指していた。
うそ?まだこんな時間。
出社する時間までには随分と余裕がある。
いつも通りの仕度を終えて、一息ついた。
慌てて出てきた奏甫の部屋は片付けもせずそのままだったけど、二度寝にでも入ってたら悪いよね、と戻ることなく自分のキッチンでインスタントコーヒーを沸かした。
そうして1人でコーヒーを飲みながら、思わずニヤけてしまう。
ついさっきまで目の前には奏甫がいた。
思い出すだけでも胸の鼓動が速くなり、キュンって擬音まで自分の心臓から聞こえる気がするほど、彼に嵌ったみたい。
・・でも、隣人さんはどう思っているんだろう?
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