第1話

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なーんだ。 それで何かがおかしい気がしたんだ。 ん? ・・・なーんだ、じゃない。 勢いよく上体を起こすと頭がぐわんぐわんと回り、より一層痛みも増す。 こめかみを押さえながら今度は首ごと見回すと、そこは自分の部屋ではなかった。 ・・・・・・。 ちょっと待って!? この状況になっている理由を必死に思い出そうとしても頭が真っ白のままで、痛みまでも邪魔をして集中できない。
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