真城先輩の本性

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「起立、礼、さようならー」 「「さようならー」」 やっと1日が終わった…… なんか今日はすごい1日が長く感じたな…… 「千聖ー、帰ろー」 「あ、ごめん。今日は用事あるから先帰るね」 私は友達の誘いを断り、1人で帰ることにした。 「早く帰って明日の予習しなくちゃ」 その時だった。 「お嬢ちゃん」 「え……?うっ……」 いきなり黒づくめの男達に、お腹に蹴りを入れられ、私は何も分からなくなった。 「ゆっくりとおやすみ……」 彼らの呟きは私の耳に届かなかった。
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