115人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
まぁ、そんなわけで。
なんやかんやあった結果、陵介も一緒に行くことになってしまった。
あ、今のうちに尾神 陵介という男に関して説明をしてやろうではないか!
尾神 陵介(オガミ リョウスケ)
1年生からの友達で、今のクラスメイト。
黒髪で身長175㎝の細身。
部活は、1年の時から弓道部に所属している。
(以外とサボり魔だったりもする(笑))
が、たまに剣道部の助っ人にも顔を出しているみたいだ。
あんだけ運動していてあの細さはなんなんだろうね。
適度な筋肉?羨ましいったらありゃしない!
それと、しっかりもので心配性の陵介は俺の世話をしてくれる俺のママンだぜ!
と言う冗談は置いといて、だ。
陵介とは寮の部屋も一緒だし仲が良いのは必然みたいなもんだけど。
あ、そういえばコイツには俺が腐男子だってことばれてたわ。
ついでに総隊長が俺の所に来て俺様ツンデレを見せてくれたあの時も隣にコイツいたわ。
そうこうしている間に、校門の所までたどり着いた。
俺たちは近くに植え込みが見当たらなかった為、仕方なく門の近くにあった大きな木に登って転校生が来るのを待った。
つーかさ、わざわざ木に登った意味が分からないんですけど。
あ、いや。
覗き見するためだけども。
落ちたら死ぬんだけど。
「何さっかきから一人でブツブツ言ってんだよ」
「いんや。気にしないで」
「あ、転校生」
「えっ、嘘!? 何処!」
「うっさい」
「あでっ」
最初のコメントを投稿しよう!