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YUI「あれ?あの子。ギャラリーとは違う視線をEMIに送っているわね……」
EMIはDDRのトッププレイヤーであるため「神プレイヤー」としてギャラリーは少なくない。
実際にプレイ待ちをするフリをして、遠巻きにEMIのプレイを見ている人もパッと見だけで数人居る。
SUBARU「……面白そうね。声掛けてくる」
YUIは知っている。
SUBARUの「面白そう」は、「興味深い」という意味だけでは無い事を。
SUBARU「あらー?何見てるのかなー?」
男「ぇえぇ、えーと……その~……」
あかさまな動揺。ピーンと来たね。まず、間違いないね。コレは。
SUBARU「EMIに何か用かしら?」
名前も知らないくらいだろうと察したので、ご丁寧に名前を教えてあげる。
男(エミ……さん。というのか…)
SUBARU「男は力をためている」
YUI「ドラQエか」
SUBARU「男の攻撃!」
男「ぼ、僕の好きな人にそっくりです。付き合ってくれませんか!!」
EMI「ぇっ、あっ、ちょ、ちょいまち!」
SUBARU「会心の一撃w!」
EMIは急な告白から動揺してしまい、ゲームどころではなくなってしまった。
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