EMI

11/17
前へ
/30ページ
次へ
一旦プレイを中断して、次に待っていた人にプレイを譲ると、EMIは男の近くに来た。 男(わっ。エミさんが近くに……!) EMI「アンタのようなゲーオタに興味は無いから。私のカレシはDDRだけだから。 でも。話だけは聞いてやる」 男「あの……僕、EMIさんが好きです! 付き合って下さい!!」 EMI(と、突然そんな事言われても……でも、悪い気はしないわね……) EMIにも動揺はあった。 これまでDDRが彼氏と割り切っていたので、告白された事は無かった。と言えば嘘になる。 DDRのトッププレイヤーを彼女にしたいという下心で付き合ってくれ。という人はいないわけではない。 しかし、そのような下心見え見えの不純な動機の告白にはNoを下して来た。 肩書きが目的で付き合うようなチャラい男が嫌いだからだ。 しかし、彼は違うようだ。外見が判断の基準のようだ。 先も言ったように、容姿には自信がある。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加