1人が本棚に入れています
本棚に追加
一旦プレイを中断して、次に待っていた人にプレイを譲ると、EMIは男の近くに来た。
男(わっ。エミさんが近くに……!)
EMI「アンタのようなゲーオタに興味は無いから。私のカレシはDDRだけだから。
でも。話だけは聞いてやる」
男「あの……僕、EMIさんが好きです!
付き合って下さい!!」
EMI(と、突然そんな事言われても……でも、悪い気はしないわね……)
EMIにも動揺はあった。
これまでDDRが彼氏と割り切っていたので、告白された事は無かった。と言えば嘘になる。
DDRのトッププレイヤーを彼女にしたいという下心で付き合ってくれ。という人はいないわけではない。
しかし、そのような下心見え見えの不純な動機の告白にはNoを下して来た。
肩書きが目的で付き合うようなチャラい男が嫌いだからだ。
しかし、彼は違うようだ。外見が判断の基準のようだ。
先も言ったように、容姿には自信がある。
最初のコメントを投稿しよう!