8人が本棚に入れています
本棚に追加
フリ「・・・まぁ大したもんは作れんか。近接系は。」
リオン「遠距離は?」
フリ「飛び道具満杯。」
リオン「チートワロエナイwwwwwwwwwwwww」
フリ「だが草は生えている。」
リオン「せやなwww」
読み進めていくと、フィンメルシアに関する簡単な説明書きがあった。
基本属性 火・水・土・光・闇
派生属性 火から順に風・氷・木・天空・虚空
特殊属性 雷・治癒・聖・暗黒・時空
希少属性 斬・知・無・幻・龍
最寄り国家:ガルガファムル王国(ギルド有)
モンスター:スライムからドラゴンまでどんと来い
フリ「おい、モンスターこれ何でもいそうな雰囲気だぞ。」
リオン「その方が滾る!」
フリ「おい。」
龍の本質として戦いを好むと言うのはあるがなぁ・・・。
そしてその最後にこう書き添えてあった。
「そうそう、私はいつでも召還できるからよほど分からない事があれば呼ぶといい。(魔法陣が書いてある)あと、これ読み終わったくらいに悲鳴が聞こえるはずだから、助けてあげてくれ。再び会う時まで壮健なれ。」
フリ「え?」
リオン「悲鳴?」
「キャアアァァァアァアァァァァァ・・・」
フリ「・・・。」
リオン「・・・。」
フリ「あっちだな。」
リオン「よく分かったな。」
フリ「そりゃぁもう。」
リオン「龍とのハーフだからか。」
フリ「助けますか。」
リオン「イエッサー。」
フリードリヒ達が動き出したころ、少し離れた場所で一人の少女が、危機に見舞われていた。
このカレリア密林渓谷は多数の鉱脈があり、それが谷の岸壁に多数存在する洞窟内に張り巡らされている。
洞窟は鉱脈の宝庫であると同時にモンスターの巣窟である為、深部にある洞窟ほど危険度が増していく。そして、とあるSランク指定がされている洞窟の近くで、一人の少女が追い回されていた。
「キャァァァァァァァァァァァァ!!!来ないでよぉぉぉぉぉ!!!」
その声の主は齢20に満たない少女であった。
ブロンドの髪を腰まで伸ばし、顔立ちは一見凛々しく見えるが随所に幼さも垣間見える。髪と同じ金の瞳は、それはもう背後の敵に対する恐怖に見開かれていた。出るとこは出て引っ込むところは引っ込んでおり、胸もそれなりに豊満。
最初のコメントを投稿しよう!