第1章

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「もー!勉強なんてヤダ!私もうストレス発散したい!!!」 と駄々を捏ねる綺月を見兼ねた二人は、「はぁ・・・・・」とため息をつく。 「まあ、しょうがないですねどちらにしても中間テストまでずっとこのまま勉強詰めだと綺月さんがかわいそうですしね」 「まあ早紀がそういうなら仕方ないかな・・・・・よし!綺月!どうせスクールバトルカーニバルまでもう近いし気晴らしにトレーニングに行こうぜ!」 スクールバトルカーニバル・・・・・それは各学園に存在する能力者達の大会のようなものであり学園のイメージアップにもつながっているため大反響しているいわゆるスポーツの祭典である。 千秋のその言葉に反応したのか綺月のアホ毛がアンテナのようにぴーんっと反応する。 「まじで!?ほんと!?いこいこ!!ちょうど暴れたかったんだよぉ!!!」 ガタっと立ち上がり腕をブンブン回す綺月に若干苦笑いを浮かべる二人を尻目に綺月は大いに喜んだ。
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