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ピチチチチ…。
爽やかな春の日差しが気持ちいい朝6時半、僕こと柊林檎は自分の部屋のベットで寝ていた。
電車の時間は6時59分、家から最寄りの駅までは自転車で5分は掛かる。
「りん~、いい加減起きないと始発に乗り遅れるわよ!」
母親の鶴の一声で、僕は目覚める事が出来た。しかし、時計は6時40分。そしてふと時計のアラームに目が行った。よく見ると目覚まし機能がオフになっていたのだ。
「ウワァ、目覚ましかけるの忘れた~(泣)(;゚ロ゚)」
急いで真新しい制服に袖を通すと、朝食のパンを袋の中に詰め込み玄関を後にした。
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