離れるまでの時間に

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... 湯船を出たユキを、泡塗れにする。 「っお前の体洗うんだろ!?」 「お前がスポンジ代わり」 「あ、これそう言う意味!?」 四つん這いのユキの後ろから、ビンビンにたったそれを掴む。 「……っぁ」 と、浴槽の縁に手を掛けていた背中が大きく震えた。 扱くとその背中が反り返る。 「っオレっ、ヤバい…!」 「…なに」 「すぐ出そう…っ」 「だから早いって」 また上がる自分の口角。 ユキの体液が、自分の手の中でヌルヌルと広がる感触。 ( …これ…) いけるんじゃね? 「 …ユキ」 ひそりと、目の前の真っ赤な耳に口を付けた。 ビクンと細い肩が竦んだ。 「…っ」 「…怒んなよ?」 扱く手はそのままに、もう片方の手の指で先から零れる体液をすくう。 「…っ、も…っ」 「ガマンガマン。 …ユキ、もうちょっとケツ上げて」 何でもないような顔をして、尻を撫でた。 「…っうぅー…っ」 ちょっと泣きながら素直に従った尻に、 やっぱり何でもないような顔をしていたけれど、 本当はずっと、興奮しすぎた自分の息が浅い。 .
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