焦がれる身体 ~欲情のままに~

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麻莉は太もものあたりから、ヒクヒクと痙攣し始めて、足に力が入る。 舜平は気にせず、刺激を止めなかった。、 麻莉の心臓がドクドクと早くなり、刺激が下から頭の天辺まで一気に突き抜けて、果てた。 麻莉は苦しそうな呼吸で肩から息をし始め、全身の力が抜ける。 舜平はそこで刺激を止めて、麻莉の顔を覗き込み、頬にキスをした。 麻莉は意識が朦朧としながらも、舜平に抱きつきたくて、縛られた手を舜平に伸ばす。 「しゅ、…舜平さん、外して」 麻莉が荒い息の中、お願いするが、 「だめ……。もっと泣かしたい…………もっと泣いて」と耳元で囁いた後、 濡れたひだに、舜平の大きくて温かく、長く硬いものがこすりつけられて、そして、ゆっくりと奥へ奥へと入る。 「あぁ!………ぁ…ん」 舜平は縛られた麻莉の手首を自分の首にかけ、身体を密着させた。 麻莉は舜平の身体の温かさをやっと感じられて、ぎゅっと舜平にくっついた。 「麻莉…。くっつきすぎ…。動けないよ……」 「いや…。しばらく、こうしていたい」 麻莉がそう言うと、舜平は熱いものを麻莉の中に入れたまま、麻莉をぎゅっと抱きしめた。 麻莉は嬉しくなって、強く強く舜平を抱きつき返す。 そして、少し舜平から身体を離して、目隠しで見えないながらも、舜平の唇を探して、顔を動かした。 舜平はそれに気付くと、麻莉の唇を避けてから、頬にキスをして、手首の帯を外して、麻莉の浴衣を脱がした。 麻莉の手が首元から離れると、身体を起こし、麻莉の腰を押さえて、一気にピストンする。 「あぁぁ……!」 舜平が動くたびに、また快楽の波が麻莉を襲った。 「麻莉の中、すごく気持ちいいよ」 舜平はそう言った後、さらに激しく動いて、麻莉を刺激する。 そのまま舜平と麻莉は強い刺激に包まれて、果てた─────。
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