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「やだよ。昨日のお返し。」
私も昨日シャワー浴びたかったのに、そのまま食べられたからね。
すうーーと、ストッキングの上から股の間で大きく息を吸えば、汗と女特有のフェロモンの香りが鼻孔をくすぐった。
「や、やだぁ!」
相当恥ずかしいのか、顔を真っ赤にして手で隠す。
うずうずと渚の中のS心が疼いた。
「伊織、いっぱい痕つけたよね。」
耳の裏、顎の下、本人からは見えないが他からは見える位置にキスマークをつけながら、ワイシャツを脱がした。
この乱れた姿を見るだけで、じわっと濡れるのが分かった。
「可愛い、伊織。」
昨日からだが、彼女は呼び捨てすると、少女のような反応をみせ、恥じらう。
それがさらに可愛くて、でもあそこはしっかり大人で、濃い味だった。
絵梨花とは違い、快感に逃げまどう伊織。
がっちりとホールドし、溢れ出る蜜の核心を噛みつくように乱暴に責めては、舌先だけで繊細に舐め尽くす。
(絵梨花、この声聞こえてるだろうな)
伊織の泣くような喘ぎ声に、隣の部屋で寝ている絵梨花を一瞬気にしたが、起きてこないのは気遣っているのだろう。
「絵梨花に聞こえちゃうよ?」
それでも耳元で忠告すれば、彼女は両手で口を抑え、涙目で必至に声を押し殺した。
「可愛い-!伊織!」
その仕草が余りに可愛くて、楽しくなり、リズムカルに伊織の壺を指でこすりあげた。
腕はすっかり筋肉痛で疲労こんぱいだったが、そんな伊織の姿を見たら止まらなかった。
「だめ!だめ!渚ぁ!!」
「大丈夫、これからが良いところだから。」
って、絵梨花が言ってた。
手のひらにじゅっと液が溜まり、伊織の身体が痙攣のように飛び跳ねた所だった。
これからが本番だ。
安心させるようにキスをしながら、今度は壷の奥をずんずん突き上げた。
好きな人の快楽に歪み、流れる涙がとても綺麗だった。
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