ネコ時々タチ

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時刻は10時過ぎ 軽く3時間は大人の遊戯を楽しみ、本日2度目のお風呂に入った。 今度は伊織も一緒に。 「ねぇ・・渚さん、初めてよね?」 泡で優しく背中を洗ってくれる伊織が、おずおずと聞いてきた。 「セックスが?」 「うん・・。」 「するのも、されるのも初めて。」 「ほ、ほんとに?」 「初めてだったのに、一晩中2人から同時に抱かれたから、嫌でも学習しちゃったの。」 そ、そうだよね さらに泡を作る伊織。 そんなにいる??泡。 「気持ちよかった?」 「・・・・ぅん。」 小さな声で恥ずかしげに頷く伊織。 交代で泡を作り、同じように泡で身体を洗った。 が、どうしても普通に洗うだけが出来ないくらい、体がウズウズしてしまう。 息を吹きかけるように、耳元で囁いた。 「泡、もどかしくない?」 「い、いじわる~~。」 た、楽しい! 新たな境地を見出した渚だった。 いちゃいちゃしながらお風呂から上がれば、やっと目を覚ましたのか絵梨花がキッチンでおにぎりを作っていた。 「ありがとう-、絵梨花。もうお腹空きすぎて吐きそう。」 「渚は何もしなくていいから。食べさせてあげる。腕、疲れたでしょ?」 「・・そうだね、じゃお言葉に甘えて。」 正直、全身がだるい。 絵梨花の提案通り、ご飯は絵梨花、おかずは伊織に食べさせてもらいながら、何か言いたげな自分を疲労で蹴り上げた。 今はこの状況に甘えて、ぐっすり眠ろう。 渚は、既に噛む事も疲れながら、うつろうつろそう考えた。
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