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  ふぅ、ともう一度溜息をついた時、駐車場に着く。 藤谷にエスコートされるまま、 また助手席にのり、シートベルトに手を掛ける。 だが、突然、藤谷が覆い被さり、キスをする。 「んっ!!!」 貴子はもがき、必死に抵抗する。 やっとそのキスから逃れたものの、 見上げた先の藤谷を見て、絶望的な気持ちになる。 ・・・・・・獣のようなその顔に心底怯える・・・ 震える貴子の首筋に吸い付く藤谷。 「ダメッ・・・」
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