7人が本棚に入れています
本棚に追加
ふぅ、ともう一度溜息をついた時、駐車場に着く。
藤谷にエスコートされるまま、
また助手席にのり、シートベルトに手を掛ける。
だが、突然、藤谷が覆い被さり、キスをする。
「んっ!!!」
貴子はもがき、必死に抵抗する。
やっとそのキスから逃れたものの、
見上げた先の藤谷を見て、絶望的な気持ちになる。
・・・・・・獣のようなその顔に心底怯える・・・
震える貴子の首筋に吸い付く藤谷。
「ダメッ・・・」
最初のコメントを投稿しよう!