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「・・・ごめんね・・・
僕、ウソツキ、だから・・・・・・・」
その言葉に貴子は全てを諦め、抵抗を止めた。
藤谷がそれを求め始めたら
それが外だろうが、事務所だろうが、車の中だろうが
関係ないのだ。
たとえ、すぐそこにホテルがあっても関係ない。
藤谷は貴子が困り、嫌がる姿が見たいのだ・・・
だから、
貴子が嫌がれば嫌がる程、拒めば拒む程、その行為は続く。
言うとおりにする事。
それが
この苦痛から逃れる最短と貴子はもう知っている。
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