弐
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「どうしよう・・・」 ドレッサーの前に座って 貴子は鏡に映る自分をぼんやりと見つめる。 今日は爽の所属事務所のモデル2人の撮影に立ち会う。 自社ビル内にスタジオがあり、 少しだけでも顔を出す、と文也は壮行会の時言っていた。 その時は嬉しかったのだが・・・
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