第1章

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『自慢げにいうなっ!』 ゲシッ… 指の次は脛を蹴る。 「いっだぁぁあ!」 ゲシッ…ゲシッ… 痛がってもやめない。 というか、やめてあげない。 「わかった! もうからかわないから! もうからかわないからやめて! 」 『ふんっ!』 仕方ないからコレで許してやろうという風に私はそっぽを向いた。 まあ、どうせまたからかうんだろうけどさ。 "ひ~ん、いた~い"とか言う彼女の声を聞ければそれで満足だ。 からかった罰をやった後に直ぐ揚げ足を取るからいけないんだ。 ………いや、手を出す方も悪いのかな?
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