色彩豊かで完全に透明な食物の章

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●走草(そうそう) 三奈良魏(みならぎ)県北部が原産である、秒速8,000mで走る草。大陸間弾道弾とほぼ同じスピードのため、光世期初期までは架空の存在とされていた。 ヌラ亜目ヌラウソ科の多年草とされている。多年栽培の天然の生きた走草を誰もみたことがないので、通念上そうなっているだけである。 パンカフダフ大学の教授が走草を容認しないことでも、一躍有名となった→「ドッパラリ・カッパラリ体操第一」 ◆風味  ・牛のレバーを放り投げた時の虚しさの味  ・卵が上手く割れなかった時のしょぼーんとした感じの味  ・抑うつ症状で布団から起き上がれない時の味   などなど、うっすらとした「虚し味」が楽しめる。 ◆捕獲方法   本項では一般的な取り方について言及する。  ・大陸間弾道弾にくっついているものを剥ぎ取る  ・秒速8,000m以上で追いついてむしる  ・空間をないことにする →亡空を参照  ・落下した死骸を食べる  ・低速栽培した走草を購入する。 ◆かつて走草の原因とされていたもの  ・かまいたち現象  ・なんかブーンって音がする現象  ・「トイレって落ち着くな」現象  ・アキヤマ・ケーラッラ現象
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