色彩豊かで完全に透明な食物の章

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●土竜蟹(どりゅうかに) 土の中で流動的に動くさまから、土竜との名称が付いた。もぐらの「土竜」とは偶然文字が一致しただけである。 さて、”phage”の地面は窒素で構成されていることで有名である。よってダイナミックに飛ぶようにして地面をかぐ姿に魅了される人も多い。 味わいはというと、窒素が多く含まれているせいか、鼻から抜けるガス感、ガス味が強い。しかし、たんぱく質は一切含まないという。 構成物質から、人間が観測している木星から、次元的またはメタ次元的に”phage”にやってきた可能性が高いとされている。 ◆土龍蟹を使った主な料理  ・「土龍蟹の空にっころがし」  ・「土龍蟹の生吸い(おどり土龍蟹)」  ・「土龍蟹のかちわり」  ・「シェフ渾身の土龍蟹のパスタ」某国家で多く食べられる  ・「卵かけご飯など」  ・「釣り具屋にぶっかける」  ・「虹がこっちを見ている気がする」  ・「スマホが自分に語りかけている気がする」  ・「早めに薬を貰ったほうが良い」  ・「ああ、ジプレキサだ! ジプレキサ!」  ・「先生、バシャールの声が聞こえます!」  ・「先生は、プレアデス星人ですか?」  ・「じゃあ、看護婦さんは?」  ・「この声はバシャール?」  ・「え、違うってどういうこと?」  ・「じゃあ、もう寝る!!!」 と、応用が非常に効く素材でもある。 一時期は”phage”帝室でも食されていた(要出典:いつ?) いつって、光世代の初期にみんなして食べてたじゃん? 覚えていないの? それとも食べ過ぎて慣れてきちゃった。 大丈夫、これからも上手くいくから。
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