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そして翌朝
今日もまた6時頃には目が覚めてしまった
今日は、日曜日で先生もお休みらしい
病室もお見舞いの人達で賑やかだ
そんな中から逃げるように、よしみは病棟を出て階段を昇った
人付き合いが苦手で、友達と呼べる人間は、よしみにはいなかった
職場の人とも深く関わって来なかった
よしみの所には
…誰も来ない
誰も来ない階段の突き当たりで、外の景色を眺めていたよしみの目に涙が浮かんだ
やっぱり、死んでおけば良かったかな?
きっと自分が死んでも泣いてくれる人は誰もいないのだろう
死んでも誰も気付かないかもしれない
そんな事を考え
よしみは、自分は1人なのだと思い知った
しばらく、そこで過ごしてから、よしみは病室に戻った
戻ると、病室は少し静かになっていた
夜、お風呂に入ると
また少し染み出てきた
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