第1章

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でも まだ、点滴が付いていたり、ドレーンと言う体液を外に出す管が付いていたり まだまだ不便 先生の回診があり 「起き上がってベッドから少しづつ離れるように」 と、言われた 今日中に点滴は取れるようだが キズは、痛いし 点滴は、ジャマだし 針が刺さっている所も痛くて トイレに行くだけで精一杯だった 夜になり、やっと点滴を外してもらえた なんだかスッキリした 夜から食事も出るようになった お粥だけど それでも 抗がん剤治療中、食べたくても味覚がおかしいために、何を食べても不味くて食べられなかったよしみには 美味しかった そして 普通に食べられる事が嬉しかった 歯を磨き、消灯時間を過ぎたが 眠れない 12時を過ぎた頃、ようやく眠りにおちた
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