そして、悪夢は訪れる。

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松村先生の男性器は、血を吸いすぎた為、萎びていたが....まだ取り敢えず形状は保っていた。 それと....それを見せ付けた時の先生の怯えた顔が、私を気持ち良くしてくれる。 ただ....悪く見られるのは、少し心外だった....。 何故なら、責められる筋合いなどないからである。 何にせ、これは私の性労働に対する報酬。 正当なる対価なのだから....。 「松村先生~酷~い。 これは松村先生から与えられた労働の、正当なる報酬なんですよ? それに、これじゃあ....私への報酬は、まだまだ足りないです。 もっとエッチな事させてあげるから、松村先生も私に下さいね♪ 松村先生の血を――。」 「ひ、ひぃぃぃぃ~!! く、来るな!、来るな化物~!!?」 (あ~バケモノまで、言われちゃった~? でも....まぁ、いっか....。 慰謝料として、松村先生から血を飲ませてもらえばいいんだから――。) 私は、ふと考えた。 何処を傷つければ血を沢山、飲めるのかと――。 不意に脳裏に浮かんだのは、動脈と静脈。 そして、心臓。 選択肢は幾つかあるが、私に迷いはなかった。 当然、傷つけるなら心臓しかない。 何故、心臓なのかと言えば、その方がきっと松村先生は愉快な反応を、してくれると思ったからだ。 そうだ....。 どうせ、同じ血を飲むなら、少しでも楽しい方がいいに決まっている。 (でも....何を心臓に突き立てようかな?) 私は、辺りを見渡した。 そして、胸のポケットにステンレス製の三角定規を見付けたのである。 (これでいっか♪) 私は早速、ステンレス製の三角定規を、胸のポケットから取り出した。 そんな私の仕草を見た瞬間、松村先生の表情が明らかに変化する。 どうやら松村先生は、私が何をしようとしているのか、何となく理解したのであろう。 「ひぃ~!、止めろ!、止めてくれ!!?」 松村先生は、青ざめた顔で無様に後方へと後ずさる。 そんな今まで見た事の無い松村先生の姿に、私は思わず胸の膨らみに左手を添えた。
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