44人が本棚に入れています
本棚に追加
松村先生の男性器は、血を吸いすぎた為、萎びていたが....まだ取り敢えず形状は保っていた。
それと....それを見せ付けた時の先生の怯えた顔が、私を気持ち良くしてくれる。
ただ....悪く見られるのは、少し心外だった....。
何故なら、責められる筋合いなどないからである。
何にせ、これは私の性労働に対する報酬。
正当なる対価なのだから....。
「松村先生~酷~い。
これは松村先生から与えられた労働の、正当なる報酬なんですよ?
それに、これじゃあ....私への報酬は、まだまだ足りないです。
もっとエッチな事させてあげるから、松村先生も私に下さいね♪
松村先生の血を――。」
「ひ、ひぃぃぃぃ~!!
く、来るな!、来るな化物~!!?」
(あ~バケモノまで、言われちゃった~?
でも....まぁ、いっか....。
慰謝料として、松村先生から血を飲ませてもらえばいいんだから――。)
私は、ふと考えた。
何処を傷つければ血を沢山、飲めるのかと――。
不意に脳裏に浮かんだのは、動脈と静脈。
そして、心臓。
選択肢は幾つかあるが、私に迷いはなかった。
当然、傷つけるなら心臓しかない。
何故、心臓なのかと言えば、その方がきっと松村先生は愉快な反応を、してくれると思ったからだ。
そうだ....。
どうせ、同じ血を飲むなら、少しでも楽しい方がいいに決まっている。
(でも....何を心臓に突き立てようかな?)
私は、辺りを見渡した。
そして、胸のポケットにステンレス製の三角定規を見付けたのである。
(これでいっか♪)
私は早速、ステンレス製の三角定規を、胸のポケットから取り出した。
そんな私の仕草を見た瞬間、松村先生の表情が明らかに変化する。
どうやら松村先生は、私が何をしようとしているのか、何となく理解したのであろう。
「ひぃ~!、止めろ!、止めてくれ!!?」
松村先生は、青ざめた顔で無様に後方へと後ずさる。
そんな今まで見た事の無い松村先生の姿に、私は思わず胸の膨らみに左手を添えた。
最初のコメントを投稿しよう!