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私は、ぼんやりと....その言葉について考える。
その言葉には、確かに聞き覚えがあった。
そう....それは、私の記憶が正しければ、普通の人を殺人鬼にしてしまうと言う、奇妙な症状の事を表す言葉....。
でも、私には分からなかった。
二人の警察官が一体、誰の事を言っているのかが。
(まぁ....どうでもいいか....。
あ....?、また喉が渇いてきた....血が飲みたいな....。)
ふと、そんな思いが、私の中に沸き上がる。
しかし、その直後....私の右肩に鋭い衝撃が走った。
(痛い........でも、何か気持ち良い....。)
私は、ゆっくりと傷みを感じた右肩を見る。
滴り落ちる血液....。
そして、抉り取られた肩の肉。
傷口事態は浅い割りに、滴り落ちる血液の量は多い。
私は、私を傷つけたモノが何かを知る為、傷口から、その軌道を辿った。
そして、視線を移しながら辿り着いたのが、正面で拳銃を構えて立っている男性警察官の拳銃....。
(あ........あぁ♪
拳銃で初めて撃たれちゃった。
拳銃で撃たれると、こんな感じなんだね?
でも....撃たれたって事は、正当防衛しなきゃいけないじゃないですか?
私は自分を守る為に、殺しても良いって事ですよね♪)
そう思った瞬間、私の全身に心地好い高揚感が駆け巡る。
私は堪えきれなくなり、銃を構えたままの男性警察官に、向けて走った。
体が、妙に軽い....。
私が、男性警察官の元へと辿り着いた直後、男性警察官は驚いた表情で私を見下ろした。
「はい、御褒美ですよ♪」
私は何となく松村先生の男性器を、この男性警察官の口に入れてみたくなり、呆然と此方を見据える彼の口に、松村先生の男性器を放り込む。
どんな反応をしてくれるのだろう?
私の心の中に、そんな好奇心が沸き上がる。
そして、彼は....私の想像以上に良い反応をしてくれた。
彼は、ワイルドな顔を歪めながらな....涙目になりながら、松村先生の男性器を口内から取りだそうとしたのである。
その瞬間、私の内に痺れるような衝撃が走った。
気持ち良すぎて、心臓の鼓動が速まり、下着が濡れる....。
(快感....。貴方....素敵過ぎます....。)
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