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え?
うそだろ?
「遅刻だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
時は回り、走る通学路。
日はすでに昇っていて、時計の針は短い方が既に12の数字から左に45°傾いている。
さらにテスト期間真っ最中の中学生の俺にとって、今が絶望的なのは言うまでもない。
世界は、実に残酷だ…。
情けなんて毛頭ない。そりゃそうだ、世界がたかが人間一人に手を差し伸べるわけもない。
「くっそぉぉぉ!こなくそぉぉぉ!」
―――――
―――
―
「後で職員室にこい☆」
「…はい」
ウィンクしながら言われた先生のその言葉にうな垂れる。
結局、テストには間に合わなかった…。
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