氷見巫女のゆるふわ日本史

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卑弥呼『食材も揃えた。お酒もある。テーブルのセッティングもオッケー。店の掃除も完璧! さてと。開店準備完了。 昨日の(足利)義満と(豊臣)秀吉の金持ちトークはウザかったなーマジ。 金閣寺と金の茶室どっちがキンキラキンかとか、知るかっての。 とどのつまりどっちも税金の無駄遣いだろーが納税者に謝れ号泣謝罪会見してろバーカ。くっだらねー箱物ばっか後世に残しやがって恥ずかしい。………おい、画面の前のお前聞こえてるぞ。誰が豪華宮殿に住まわった挙げ句に死ぬとき奴隷も一緒に埋めた鬼畜女王だ。そのものズバリだが。 品も欠片もない癖に金ばっかり持ってやがんだからあいつら。頼むから今日はくんなよ……呪詛でもかけとくか。 まあいいや。開店時間だ。念力で店先の札Openにして……』 ??『ちわー、もう空いてるよな?』 卑弥呼『…いっつもはえーな信長。今開けたばっかだぞ店。』 信長『いや、1時間前から店前で待ってたからな。源氏物語の最新刊読みながら。』 卑弥呼『…暇人かお前』 信長『否定しない。てゆーか俺は本能寺以降ずっと暇人だぜ?(明智)光秀のおかげで。 まー、もうあん時正直天下統一とか飽きてたんで、結果オーライだったけどね。 と、そんな昔のことはどーでもいいや。 今日は三名な。友達連れてきた。』 卑弥呼『友達?あんたが?いんのそんな危篤なやつ』 信長『キトクの漢字がちげーわ。 おーい、入っていいぞ』
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