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──ザクヤSide
「もういいです、もう一度初めから…より詳しく説明してあげます。あれは私が襲名し───」
俺がミトラスに連絡を取り、許可を経て戻るとあいつらはまだ説明をしている途中だった
仕方なく空いている椅子に座り、ルシフェルの話に耳を傾ける
全てを聞いて思った事は、大分勘違いしているって事だけだった
俺はあの神に仕えて長い、だからかもしれないが1つ1つの事柄に対する解釈が全然違う
まあ、彼奴がルシフェルになって神と過ごした時間は短いから仕方ないと言えば仕方ないのだが…
このまま勘違いされたままだと俺が嫌なので、時間をつくって人間の奴には正しい歴史(知識)を教えてやる事にした
そして今、転移装置に入った処
実はこれ、魔法が発動できる地球の天界の外までモーターで動いていて割りと時間が掛かる(本編は省いた)
「丁度いい、お前に本当の事教えてやるよ」
(本当の事?)
「ああ、ルシフェルのありゃあ勘違いだ…ここの神様はなぁもっといい奴だぞ」
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