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「そういえばお前ももうすぐ18じゃのぅ。どうするつもりじゃ?」
じーちゃんがふと手を止めてアタシの方を振り向く。
「どぅせアタシに選択肢なんかないじゃん。でも、あたしは女王になるなんて絶対ごめんだね。」
アタシは貝殻のソファーに座りじーちゃんが発明した人間界のテレビとゆう物のスイッチを入れ、くつろぎながら言った。ここには、人間界にある物がたくさんある。それらは全てじーちゃんがどこからか拾ってきたガラクタなどで作り出したものだ。
「女王にならんならどうするつもりじゃ?」
その問い掛けに、アタシはテレビの中に映る人間の男を指差し、言った。
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