美海香、17歳。

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「そういえばお前ももうすぐ18じゃのぅ。どうするつもりじゃ?」 じーちゃんがふと手を止めてアタシの方を振り向く。 「どぅせアタシに選択肢なんかないじゃん。でも、あたしは女王になるなんて絶対ごめんだね。」 アタシは貝殻のソファーに座りじーちゃんが発明した人間界のテレビとゆう物のスイッチを入れ、くつろぎながら言った。ここには、人間界にある物がたくさんある。それらは全てじーちゃんがどこからか拾ってきたガラクタなどで作り出したものだ。 「女王にならんならどうするつもりじゃ?」 その問い掛けに、アタシはテレビの中に映る人間の男を指差し、言った。
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