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精神病院。
こんなところにあるとは思ってなかった。
中にはさぞ狂った人間がたくさんいるのだろうな。
狂ってる奴にも“闇”はある。
「ここに来るのは初めてか?」
「僕の精神が狂ってるとでも?人間としての意識はあるが?」
「あぁ、悪い悪い。」
彼はそういうと、とある病室に僕を連れていった。
部屋にはぶっそうな機械と患者を座らせる椅子。その他医療道具が置かれていた。
彼は僕を椅子に座らせると彼も目の前に座った。
「さて始めようか。さ、目をつぶって?」
僕は素直に目をつぶる。何を始めるのだろうか?
「------。xxxxxx。」
僕の耳元で彼が何か囁いている。僕は抵抗しようとしたが、何もできないどころか力さえ入らない。僕はだんだんと意識を失った。
「さてと・・・。これで裏のお前が出てくるはずだ・・・・なぁ?」
「あ・・・アアッ・・・あはははははははははははっ!!
この人格は久しぶりだなぁ。解放してくれて感謝する。」
先ほどの暗い光はどこに行ったのかわからないぐらい狂ってる光が現れた。
「時は急ぐ。お前は何者だ?」
「表の彼は闇、闇ってうるせぇけどよ、この俺が好きなのは“殺し”だ。」
「だから何だ?」
「俺は殺人鬼。常に表に出るなと言われてるが、彼の心にもう侵蝕した。俺はカニバリズムとかは嫌いだ。人を殺す。ぐちゃぐちゃに・・・な。」
彼は黙って聞いていた。
「光を作っているのはお前か?」
「核(コア)はな・・・。」
闇好きというのは裏の光の殺人鬼の心が直接関係していると彼は考えた。
天才犯罪者の謎が少し解けたところかと思ったが、先はまだまだ長くなりそうだ。
「彼は・・・・・一体なぜ2つの人格を?」
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