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メールを開いたらそこには、何か話しの様なものが書かれていた‥‥
2014/ 4/4 4:44
shne.shne.shne
等価の番人
[私は道を渡ろうと歩道から道路へと渡った、するといきなり猛スピードの赤い車が私めがけて突っ込んで来た‥‥‥‥‥]
‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
このメールを読んだとたん、突然俺の意識はその場所へ飛んだ
前方から車が突進して来る!!
「うわっ!」
そして車を避けようと後ろに仰け反り倒れた俺は、ガードレールに後頭部を強打してしまう。
「ドン!!」
頭から発せられた嫌な音が全身に伝わった後、意識が無くなっていった‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「はっ!!」
そして俺は目が覚めた
(何だか嫌な夢みたな‥‥‥)
でも、そう思っていたが、周りをよく見るとそこは
病室だった‥‥
「?」
「あっ、この子目覚めたわよ!」
「良かったな~これで一安心だ!」
「和彦大丈夫~」
何だこの人達は?、父親?、母親?、お姉さん?‥‥そんな感じに見えた‥‥
「あの‥誰ですか?」
「え?‥‥‥」
「まあ嫌だ、この子ったら記憶喪失にでもなったのかしら」
「‥‥記憶喪失?‥‥」
知らない家族が皆驚いた顔をしてこちらを見ている‥‥
(それに俺の事、和彦って呼ばなかったか?)
俺はいつもの自分と感覚が違う感じがして近くにあった鏡を手に取った‥‥
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