第一章

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「てか、生徒会は今忙しいんじゃねーの?」 「うん。今から行くよ。でもその前に如月先輩連れていこうと思って。あの人すぐサボるから。で、ついでに部屋によったら凛太郎がなんか変な」 「うぉぉぉぉいいい!!!それ以上は言うな死にたくなるだろ!!!!」 俺の黒歴史になるであろうことを掘り返して傷をえぐってくるのやめて!!!!! これだから天然イケメンは嫌だわぁ~ ほんと、無自覚なのが更にタチ悪い!!!!!! 「あぁ、ごめん。」 「いいよもう…俺の中で俺は死んでるから…」 「凛太郎、死ぬな。」 お、おぉ…なんかもっと 「そうか。」とか普通すぎる返事返ってくるかと思ったのに。 どうしよ、誰かコイツの取扱説明書持ってきて。 「…とりあえず一ノ瀬、下半身パイセンを連れて生徒会行ってこい。」 「…一ノ宮。」 「あwwwwwwすまんwwwww」 どうしてもST☆RISHのあの方が浮かんでくるんだスマンスマンwwww 「じゃあ行ってくる。」 少しスネ気味の表情で玄関に向かうイケメン。 いや、だからごめんってwwwwww そんな拗ねるなwwwwww 「ほーい。いってらー」 バタンとドアが閉まる。 …俺、案外イケメンと上手くやっていけそうじゃね? 掴みどころねーけどwwwww 「はぁ、とりあえず勉強するか。」 俺は、必殺技の部屋に引きこもるを使った。
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