1633人が本棚に入れています
本棚に追加
「はい、聖女です。リリー呪いを解いたりする、不思議な力持ってます。それで沢山の人助けました」
自分の事の様に自慢気に身を乗り出してシャルロッテは話す。
「その聖女様がどうして災難男を必要としてるんだ?」
「詳しく言えませんが助けて欲しい人、居ます。だから会わせて下さい」
そう言って二人は頭を下げる。
暫く店長は黙っていたが「しょうがねえな」と面倒くさそうな顔をする。
「会わせてやるよ。お前ら嘘ついてる訳じゃないだろうからな」
「本当ですか!? やったよ、リリー!!」
余程嬉しいのかリリーの手を取り元気にシャルロッテは、はしゃいでいる。
最初のコメントを投稿しよう!