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日比野 景壱は困惑していた。
買い物を終え店に帰って来たら見知らぬ外国人の少女二人に深々と頭を下げられたからだ。
「災難男様、おは……、お初に、お目にかかります。わ、私は……」
慣れない言葉を使っているのか日本語に慣れてないのかシャルロッテは中々、次の言葉を発せられない様である。
「頭を上げて。それと敬語なんて使わないで良いよ。普通に話してくれれば。あと、災難男じゃなくて景壱って呼んでくれるかな?」
「おおー! 流石は災難男様! 心が広い。私は……」
彼女は自己紹介とリリーの事を紹介すると簡単に用件を伝える。
「ちょっと待って下さい。店長ちょっと……」
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