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店長の側に行き景壱は耳元に口を近づける。
「この二人大丈夫何ですか? 以前の筒井さんと同じ様な人達だったりしませんよね?」
かなり不信感がこもった言い方である。
確かに景壱じゃなくても、いきなり聖女だと言う少女が現れたら信用出来ないだろう。
「この二人、嘘は付いてねえみたいだぞ。それに妖怪なんて不確かなもんが居るんだから聖女の一人や二人居てもおかしくないだろ?」
笑う店長を見ながら妖怪と聖女を同列に語るのは違うのではないだろうか、と密かに景壱は思うのだった。
「どうかしましたか?」
自分の顔が景壱の顔に付きそうなくらいに近づけシャルロッテは尋ねる。
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