本編

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熊手…農具且つ武器。 歴史は平安時代末期からと古く、敵を引っ掛けて倒したり、馬上から引きずり下ろしたり、水にドボンした味方を船に引き揚げたり、入水自殺を止めたり、引きつけ役だったり…主に水軍の武器として使用された(wikiより抜粋) 職人が遊び心で作っちゃった農具兼武器。 しかし農具としても武器としても重すぎて依頼主がおこ。 川にスロウアウェイさせ、どんぶらこと流れ着いた下流の村の子どもに刃先がクリティカルヒット。辺りが血の川と化す。子どもギャン泣きで駆けつけてきた村の人々が、水中に漂う水分守を見て龍神様だと大切に祀ったのが始まりそして名前の由来。 その為彼の服装は農民の格好に近い。 彼が祀られ、やれ豊穣の神だ龍神だと崇められていた(それゆえにちょっと上から目線発言が多い←無自覚orz) やがて戦乱の余波が村にも届き混乱に乗じて盗まれ、それから今の今まで村に戻ることは出来ず、幾多の猛者の手に渡った。 そのド派手な見た目の為に、引きつけ役か大将の威厳を示す為に携帯されるか、と両極端な使われ方をされていた。 どちらも見た目が大事な為に、本人も見た目を気にして今日も今日とて戦に出たがらない() しかし一度出てしまえば髪が乱れようが着物が破れようが全身血まみれになろうが、相手の懐に飛び込んでザックザクしていくし味方の得物も寄越せと突っ込んで行く辺りは、引きつけ役を多く買ったが故かもしれない。 引きつけ役の場合、多くは主が死亡する為に渋っていたところもあったが、今は自分が犠牲になるだけなのでその役割を嫌がる事は無い。 だが渋るのは止めない。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ( )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。 着物は裾を帯の下に入れて仕舞っているので青色の裏地が出ている状態ですヾ(=´・∀・`=)
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