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おばあさんの死
神奈川県のある住宅地に並ぶ古い一軒家にすむとある老夫婦がいる。でもおばあさんはガンを患い市内の病院に入院している。おじいさんは毎日毎日おばあさんのお見舞いに来ていた。それは凄く暑い日の夜の事だった。今まで何でもないような素振りを見せてたおばあさんの病状が急に悪化した。病院ではおばあさんを緊急治療室に運び、すぐにおじいさんにも連絡がいきおじいさんは急いで病院に駆け込んだ。そしておばあさんの事を緊急治療室の外で見守りながらまだかまだかと待っていた。そして一人の医師が出てきたおじいさんは直ぐ様医師に駆け寄り「ばあちゃんは平気なのか?大丈夫なのか?」と聞いた。医師は重い口を開きいった。「奥様は息を引き取られました」
おじいさんはその場に脱け殻の用にずっと立っていた。翌日に息子夫婦が都内から来た。おじいさんは何も喋らずただ座っているだけだった。
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