第1章

5/11
9人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
今、現実に自分に起きていることを受け入れられないでいた。 しかし、それが本当に起ったことだと言う事は、メールで分かる事になる。 次の日、陽は仕事からの帰り道、メールが届いた。 内容は、「昨日は、あなた様の目をお借りしましてありがとうございます。おかげさまで、また一人、人で無い者を見つける事が出来ました。報酬は、銀行口座に振り込んでいますのでお確かめください。」とあった。 陽は慌ててコンビニによると、自分の銀行口座の残額を確認した。 すると、昨日までは8万ぐらいしかなかったのに、口座には、108万入っていた。 と言う事は100万円が昨日の目を貸した報酬と言う事なのか。 陽は、昨日の恐怖を思い出して体が震えた、だが、通帳の金額を見て、ほくそ笑んでもいた。 あれだけの事で、怖かったけど100万円もらえるならいいかと内心思っていた。 本当にそれだけで済めばいいのだが。 陽は、軽く考えていた。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!