写し。

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「……とりあえず、全員分いたな」 人に懐く己の姿を見せ付けられわなわなと震える牧村。 それを横目に見ながら、古田はひとまず話を締め括った。 今後、どう『彼等』と向き合っていくか。 ここからは七哲同士の領域になる。 全員の動向の真意どころか、存在理由も判らない『小さな七哲』。 そんな彼等との対話は、残念ながら始まったばかりだった。 ---了---
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