二人の旅立ち

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少し前に時間を遡ってみよう。 俺は山村 悠斗、いたって普通な高校2年生だ。 一応、図書副委員長をしているが、別に本が好きだから、なった訳ではない。 そして今、隣にいるのは松田 恭平、少し話すのが遅くて、背が低い以外は、いたって普通な俺の同級生だ。 松田は図書委員長をしている。 俺達は図書室の先生と一息ついて、途中で道が別れるまで一緒に帰ろうとしていた。
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