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脚に何かが当たる感覚がした俺は、それを掴んで観てみた。
「・・草?」
不思議に思いながら草を弄っていると、純白に染まった視界が、徐々に収まってきた。
周りを見渡して見た所、俺はどうやら草原に突っ立っていたようだ。
「ここは・・何処だ?」
困惑しながら周りを見渡していると、背後から草を踏むファサファサいう音が聞こえた。
振り向くと其処には松田が傘を持って立っていた。
それを見て、俺も傘を畳んで持った。
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