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そう思って1人でがっかりしていると
ミキが、
ミキ「でも、あれは嘘だと思うんだ。単に私が好きじゃないってだけだと思う」
私「…なんでそう思ったの?」
ミキ「ただの私のカンだけどそんな感じがする。ほんとは好きな子だってもしかしたらいるんじゃないかな?笑」
なんてミキは笑いながら言ってたけど、
ほんとはけっこう傷ついて
いるんだろうなと思った。
私「でも、もしかしたら恋愛する気がないっていうのも本当のことかもしれないんでしょ?」
ミキ「そうかもしれないけど、唯は唯で頑張りなよ!今度は私がなんでも手伝うからさ!」
私「あ、ありがとう…。」
すごいな、ミキは
フラれて深く傷ついてるはずで
その上私も深谷君のことが好きだなんて
言ってミキに打ち明けたのに、
ミキみたいに強くなれたらな…
でも本当はミキは唯にバレないように
別れたあとトイレでひっそりと
泣いていた。
唯に見せたくなくて、唯も深谷君を
好きだったという真実を
受け留めきれなくて、だたごめんと
謝りながら、
必死に声が漏れないように耐えて
泣いていた。
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