宇宙人みっけ!-2

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「……う、宇宙人?」 小林くんのたじろぐ声に、私までビビりながら ゆっくり近付いた。 先に、私達を驚かすモノを見つけた小林くんは、 さらによく見るために、しゃがみこんだ。 「………うわ」 私も思わず、感嘆の声が出る。 茂みの中に横たわる女性………… いや、女の子? 「日本人じゃない、よね?」 お人形のような綺麗な少女が雑草の茂みの中で 生きているのか、 死んでいるのか、 眠っているように見えた。 「脅かしやがって…」 青白く光って点滅していたのは、 その、 不気味なほどに綺麗な外国人が、 お祭りの出店に売られている光るアクセサリーを 二つも身に付けているからだった。 点滅した光がなおも、 その美しさを際立たせている。 「おい、大丈夫か?」 小林くんは、 恐る恐る少女の肩を揺さぶった。
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